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「ストレスケア」の基本

「ストレス」という言葉は、今では普通に存在する、聞き慣れた単語になりました。

ほとんどの人に「ストレス」がある、その多くは悩ましく、ネガな状態、という感じだと思います。

そのストレスのケアに、皆さん何かしらの時間を割いていることと存じます。

 

このページは「ストレス」というものの「根本」を理解し、

・過度にかかったネガストレスを軽く、改善したい

・ストレスで精神的に逼迫している

・環境を変えても、休息しても、緊張が続く

といったような状態から抜け出すための、当療法室なりの考察・改善法を記したページです。

①ストレスとして出てきている「状況」は「原因」のほんの表面

「会社も辞めた。環境も変えた。でもどうしても、気分が上がらない」

「転職先でも同じようなパワハラ上司に遭って、困っている」

こういう「繰り返す悩み」を、催眠療法の相談では、非常によく聞くものです。

何か問題が起きて、自分の自己努力で解決しようとする。勇気を持って転職したり引っ越したり、と大きな決断を下しても、その先で起こることは同じ。

袋小路に入ってしまったかのような、追い詰められた状態に陥って、クライアントさんたちは当療法室へ訪れます。

一般的な、軽い「反省を促す」ような「神のサイン」程度の事柄であれば、「転職したら解決しました」というふうに事は運びます。

しかし、その「ストレスの原因」が、

「この世に生まれてきた【魂の修正点】だったならば、

転職しても離婚しても、絶対に治まらない、というのが、私の信じていることです。

②ストレスフルな環境は「自分が引き寄せている」

=自己原因の法則

「ストレスはあの女だ」「あの会社の社風が悪い」などと、「ストレスは他人や外の環境に原因がある」、と考えて、環境を変えることで解決を図るというのが、最も多い根本的解決法かもしれません。

しかし、環境を変えても叶わなかった、という人はとても多いです。

それは、「人や環境を引き寄せる磁石は、自分の脳の中心にあるから」。

「引き寄せの法則」という言葉を、昨今よく聞くようになりました。

その多くが、「願いをかなえるための技」という感じで使われていますが、

私がよく感じていることは、

「脳深部(大脳辺縁系)のネガ記憶が、修正・デトックスを目的に、同じような環境や人を引き寄せる」という意味での、「ネガ引き寄せ」状態の影響を考えることこそが、優先されるべき情報だという考え方です。

お家の中が整理されて初めて、新しいものが買えるように、

脳の中のネガな記憶が浄化されて初めて、新しい幸せな未来の想像記憶ができる、と考えています。

③行動の種=「記憶」ケアこそが、ストレスを無くし、変化させる

 

「行動」や「環境」の「引き寄せ」は、

「個人の脳深部の(過去)の記憶が”原因”

というのが、催眠療法の基本です。

 

自分の行動を振り返ってみてください。

小さな物の購入一つをとっても、理由がそこには存在します。

それは「過去の経験に基づいた」行動ではないでしょうか?

「安いから買った」という人も、「安いものを買っていい思いをした過去」や「安いといいよ」という大勢の人々の言葉の影響がその行動のもととなっているのは確かだと思います。

「ストレスフルな環境」や「結果」にも、きちんと「理由」があって、「過去の経験に拠る記憶」の原因が存在します。

その”原因”を知り、「もう必要はない」と知ることで、脳は「記憶を手放す」というシステムがあります。

この「脳のシステム」を利用することで、「ストレスの原因」を認知し、「ストレスの生まれる行動を改善する」というのが、催眠出産や人生全般の改善に使われているのです。

④脳の記憶はとても深く、非常に認知しにくい

催眠療法を体験されると、皆さん驚かれるのが、「まさかこんなことを覚えているとは・・・」という記憶が、脳裏に浮かんでくる、という現象です。

一般的に目覚めた状態での「記憶の認知度」は最高10%程度である、というのが脳科学では一般的に言われていることです。

残りの90%に様々な良い・悪い可能性が秘められています。

<体験談>

私自身、幼少期に感じていた、父親の性的虐待的な行動記憶を催眠で出したとき、小学校の時のとある夏に、盆踊りの列に加わっていた時、父親の目線が耐えられなくなり、列を外れ逃げ帰った、という記憶が出てきたことがありました。 

その時困っていたのは、「父親ぐらいの年齢の男性からしつこく関係を迫られる」といったものでした。 まさに「何処へ行っても、そういう男性が来る」状態でした。

私はその後、あまりにもしつこい連絡が続いたため、電話が怖い、外に出るのも怖い、という逼迫したものでした。電話の「着信拒否」やブロックを掛けた状態でも、恐怖心が止まらない、といった状態でした。

そして出てきたのが、「バレエダンサーとして舞台に登っていたが、パトロン(であった前世の父親の存在)に個人的な関係を迫られる」女性の前世記憶でした。

そして、今生の「中学生の時に、強引に、着替えをいつも覗かれていた」という記憶。

これらの「記憶」が原因となり、「盆踊りを見られるのが怖くてどう仕様もない」という行動や、「強引に男性が関係を迫る行動に出る」という状態を引き寄せていたのです。

これらの「記憶」を知り、「原因」を知り、「記憶替え」という催眠療法の技を施しました。

結果、そういう男性自体との出会いがなくなり、外出もできるようになり、電話への恐怖心は消えました。

驚くようなその変化に、私自身、感動したものです。

私自身は「前世は【存在する・しない】」という断定はしていませんが、それらしき記憶が出てきたことによる、今後の人生の変化、というものには実感があります。

少なくとも、「幼少期の出来事」を思い出したのには、びっくりしました。こんな細かいことを、とびっくりしました。そしてその「理由らしきこと」が出てきたのには驚きました。

こういうことが、全ての人間の中で起こっているとしたら?

「社会全体で、こういうことはよくあるもの」という考え方で、ストレスフルな環境・人生を受け入れる、ということはよくあるものですが、

個人のストレスをそれぞれ引き寄せている記憶は全く違い、また、「考え方によるストレスの変化」は起きないか、微々なものに過ぎない」ということをここに記しておきます。

ストレスは耐えられているうちがはなです。

過去の記憶を改善したいという願望は「魂の目的」(=生きる目的)とも言えるものなので、開放しないまま生きれば必ず繰り返します。

多くの場合、ストレスは誰かや自分や環境を壊す力となります。

「根本からのストレスケア」=記憶ケア、なのです。

皆様のネガストレスが、一日でも早く少なくなることをお祈りしております。

 

 

 

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