「魂」についての
当療法室の
基本的な考え方
「魂」(スピリット、ソウル)とは、
「お母さんのお腹に入る前までに記憶してきたことから生ずる特徴」という捉え方をしています。
人の行動を生じさせるのは心、であり、
人の心を生じさせるのは記憶、であり、
その記憶の中にも、「古さ」によって、3段階に分けて考えています。
前世記憶 → 先祖からのDNA記憶 → 胎児期記憶(@お母さんのお腹の中)→ 誕生後の記憶(主に幼少期に記憶しやすい)、です。
これらの記憶が、「個人の特徴」の種になっています。
同じ両親から生まれた1卵生双生児が、同じ場で同じ経験をしても、感じ方が違って、その後の対処が変わってくるのは、主に「前世記憶」が違うから生ずる、と言っていいのだと思います。
自分の「魂」を簡単に理解するには、
小さい頃から、教えられなくてもやっていたこと、習慣づいていたこと、などを思い出すといいと思います。
私の例、で申しますと、私は幼少期から潔癖で、手を洗う、スリッパを必ず履く、ということが、大好きでした。上等な布生地にこだわるようなところがあり、クラシカルな定番の靴を好むようなところがあります。
これは前世@イギリスで、テーラーをしていたり、貴族的な生活をしていたから、です。
小学校の時、家庭科室でミシンが壊れると、必ず私が直していたこととか、
百貨店の紳士服フロアの雰囲気が、今でも好きですし、
流行に左右される服を、あまり好みませんし、
これらの今世の特徴は、みんなその時の前世が作った、と考えられます。
こういった「誰が教えたわけでもないが、出来てしまうこと、していたこと、好きなこと」
=魂、
という感じです。
WHOは「健康」を考える時、
「肉体的、精神的、社会的、だけではなく
霊的(魂的・スピ的)な健康を」
と言っています。
これを端的に申しますと、
「前世記憶やDNA記憶、幼少期に記憶したもので
不健康な記憶(ネガ記憶、後ろ向きな感情を伴ったもの)は、解放しましょう」
ということなのです。
これは
「過去の記憶が、現在や未来の不幸な行動の元になっている」
ということを、WHOも基本的な考え方として認めているということです。
例えば遺伝病などはわかり易い例、でしょうか。
遺伝の生じた強い感情や考え方の癖を解放すると、健康に向かう、解放につながるといった考え方が、WHOにも有るということだと思います。
この「魂」の記憶のある場所、と言われているのが、
「脳深部(大脳辺縁系)」、であり、
そこにアクセスし、ネガな記憶の開放をする一つの方法として、催眠療法があります。