催眠療法の大まかな仕組み


・「人の行動」は全て

「過去(~10歳ぐらいまで)の

幼少期や前世の

記憶」

に基づいて選択・判断され、

生まれます。



・「過去の記憶の刻まれている脳」
(記憶層の脳、辺縁系)の中には
「快楽記憶」(→海馬)と
「恐怖記憶」(→扁桃体)
に大きく分けられ、

「恐怖記憶」が年齢を重ねるごとに
反応が多くなり、

脳の神経回路が育ち、

大きくなっていくと

主に「困った形での依存症」や

「繰り返すトラブル

(→職場を変えてもパワハラが続くなど)」

の原因や

心配症、神経症→肉体的な病気などになっていきます。


この「(恐怖)神経回路」を築いた

「過去の記憶」を

発見・認知し、


書き換え、


神経回路の働きを消す、

もしくは止めるのが


主な「催眠療法」です。



若しくは

「快楽記憶」を埋め込み
自己実現に繋がるイメージを埋め込むことで

「潜在能力発揮」につなげることも出来ます。



催眠療法は

記憶ケア

とも言えます。




また通常の状態=「覚醒状態」(≒顕在意識状態)では

頭の中に浮かんでいる記憶は


記憶層(辺縁系)にある

「記憶のほんの一部」に過ぎません。


一般的なイメージ療法は
その「ほんの表面」のイメージに対する

「願望」を一瞬意識するにとどまり

深い記憶層(辺縁系脳=扁桃体や海馬)
の脳の記憶に

影響できない、届かない意識状態です。

「記憶層」の脳にアプローチし、書き換えや埋め込みが出来、

潜在能力が発揮できる状態を

「催眠(潜在意識優位)」状態といいます。


この「催眠状態」は、
日常的にも時々陥る「意識状態」であり

覚醒~催眠を行ったり来たりしているのが
人間の意識状態の日常です。



・催眠療法は「催眠術」ではありません。


催眠術は「お金を貰う側」が催眠に入るのを許し、奴隷状態になります。
催眠療法は逆に「お金を支払って」催眠に入るため、
「本当に嫌な事」などにはOKを出しません。(クライアントが優先される)
よって
セラピストに習慣を強要される、トラウマの消去を強要されるなどの

「ご本人の希望以外の記憶や行動の強要はなされません」

のでご安心ください。


例)病気を治したいと催眠に入っても、病気が治ると働かなくてはならないから
嫌だ、という記憶があったら治さない。記憶替えも拒む。



【催眠療法(≒記憶改善)の使われ方】


・人間関係の改善

(親子関係、婚姻関係などの改善)
(いじめ、パワハラなどの回避)
(詐欺被害の原因改善)
(恋愛パターンの改善、DV回避)
(仕事が続かない)

・依存症の改善
(過食、浮気、喫煙、飲酒、など)

・亡くなった家族やペットとの悲しみを癒す
(悲嘆療法)


・トラウマケア
レイプ、セクハラ、虐待などで
傷ついた心を癒し、
また、
「被害が起こらないように出来るなら
どうするか?」などの
創造力を発揮し、

「記憶替え」し、

被害後起きている困りごとからの解放

(外出できなくなった、異性が怖い、恐怖心に苛まれる、人嫌い)


・人生の目的が分からない

何をしたいのかがわからない、
悩みごとが分からないけど
なんとなく不調で不安が続く(→前世療法など)


・病気の改善、病気の理由を知る

・スポーツなどの能力発揮(スポーツ催眠)