よくある質問
・催眠とはなんですか。催眠術ですか?
当室で行っているのは「催眠療法」、です。☓催眠術とは違います!☓
あくまで「自分の意志」に従って催眠(状態・半覚醒状態ともいう)に入り、自分の「本心」を確かめ、行動を決める、というようなことをします。
脳は「二段階構成」で理解すると良いのですが、
①「大脳皮質(右脳・左脳)」=認知できる脳、
②「大脳辺縁系(扁桃体・海馬etc)」=感じにくい脳、記憶が収納されている
脳内の重要な情報の有る②は、実はほとんど認知できていません。
そこで「理由もなくざわざわする」「理由はわからないが気が済まない」
と言うような「感情的」な状態が起こります。
人の行動を決定しているのは「大脳辺縁系内の過去の記憶」です。
この「過去の記憶」を思い出し、判断をし直す・癒やすのが
催眠療法です。
思い出すことで=気づき、解放、が起こります。
過去のネガティブな経験からの神経質な行動パターンなどが、
気づきにより解放され、
病気は症状を出す理由を失うことにより、症状が消える、などが起こります。
(個人差があります)
「過去(世)の記憶」は、深くリラックス(催眠状態)でないと思い出せず、
また、何らかの方法(アロマテラピーなどでも起こります)で、
「記憶」が出てくることはありますが、行動や症状は改善されないことが多いです。
催眠はきちんと「記憶」を認知し、記憶替えなどを行うため、改善や変化が起こりやすいと思われます。(御本人の意志さえあれば)
<催眠療法と催眠術の違い>
尚、「催眠術」は催眠術師側が、お金を払って、被験者を支配下に置きますが、(つまり被験者はお金で心を売るような状態です)
(お金の流れ)
TVなどのスポンサー+催眠術師 → タレントなどの被験者
「催眠療法」は我々療法士はお金を頂いて、クライアントさんが自分の意志で催眠状態に陥ります。そして記憶の「イメージ替え・換え」もクライアントさん自身の意志により行います。
(お金の流れ) 催眠療法士 ← クライアント
お金に拠る、心理的力学、の方向の違いがあるため、
クライアント様が催眠療法士の意のままになることはありません。
我々はアドヴァイスしますが、決定権はありません。無理な方向への誘導も行いません。というか、出来ないのです。
・退行療法、というのは何ですか?
脳の深部の、過去の記憶に催眠でアクセスすること全般を「退行」療法、といいます。
年齢退行、というのは、今の人生(現世)の幼少期の記憶を思い出す催眠療法であり、
前世療法、は今の人生より、別の人生を歩んでいた時の記憶を思い出す療法です。
いずれも過去の記憶にアプローチし、反省や削除、イメージ替え・換えなどをする点において同じです。
・悲嘆療法というのはなんですか?
家族や配偶者・ペットの死のショックを和らげるものです。
死の悲しみは時が解決してくれる、というものの、心が癒やされるまでの月日は辛いものであり、また、必ずしも時が解決しない感情もあります。
「未消化記憶」「未消化体験」というものは、脳深部の記憶に残りやすく、常にストレスを生み続けます。「脳虐待」という状態に陥ります。
それを、残されたクライアント自身の死者との記憶にアクセスすることで、亡くなった家族やペットとの「思い出」を確かめたり、
相手の意見を確かめたり、
きちんと会話できず終わった「お別れ」を、深いリラックスの中で行うことにより、
「辛いこと」に焦点が当たっていた「記憶」が浄化し、「いい思い出」だけが思い出せる、といった状態を目指す療法です。
・子供でも催眠療法を利用できますか?
主に成人向けの療法であるとはいえども、
我々の身体は、
<現世幼少期(胎児期)・DNA経由の先祖の念の継承・前世記憶>
から影響を受けて、ここにあります。
ですから、子供であっても、<前世療法>で何かが変わる、
といったことは有ると思いますが、
あくまで被験者「ご本人」が催眠を理解し、自らの意思で催眠療法を受ける、というのが原則です。
お子さん本人に、十分な時間を掛けて理解させ選ばせる、といったことが原則だと思います。
・誰でも催眠に入れますか?
クライアントさんの強い意志があり、また、療法士への信頼感がある程度確保できれば、催眠に入ることが出来ます。
一人で話すことが出来る状態であれば、可能、です。
・家族に内容を話したりされますか?
基本的に、犯罪にまつわるような内容でない限り、催眠で出てきた内容を家族・配偶者等にお話することはありません。(守秘義務を負います)
・インナーチャイルド療法というのはなんですか?
深部の記憶内にある、個人の「純粋性」の象徴である「インナーチャイルド(内なる子供)」の状態を、確認し、改善することで、
「自分にとってのパワーの源」をケアし、
「ナチュラルな自分」を取り戻す、
ということを目指すものです。
・催眠療法で必ず変われますか?どれ位変化に時間がかかりますか?
病気・症状によっては、上手く原因の記憶にアクセスでき、解放できれば、即日変化が起こることもあります。
例えば消化器系、は早いことも多いです。
しかし多くは
記憶自体が解消され、反応行動が自然に止まるため、大きな病気や症状でないかぎり(癖や破壊行動パターン)、クライアントご本人自体が変化に気づかない、といったことになるようです。
また、大きな病気になると「何十年もこの病気になるのを願っていた、原因についてはどうすることも出来ないと思っているし、許すつもりもない」といった「本心」を、催眠で確認されることもあります。
その場合は、イメージ替えの提案は致しますが、あくまで本心の尊重、が催眠療法です。その後の変化は、ご本人次第になります。
・料金が高いのではないでしょうか
まず催眠療法には、時間がかかる(最低初回3時間)、ということがあります。
そして、一般的な心理療法・悩み事相談、では辿り着くことの出来ない、心の深い場所へのケア・アプローチになります。
よって保険診療ではありません(医療費控除対象にもなりません)。
また、当療法室は重度の病気や生活環境・人間関係に悩む人を対象に値段設定をしております。ご了承下さい。
また、時間の細かな区切りも、設けておりません。
クライアント様ご本人の満足感・リラックスを目的にしております。
その為、一日一客のサロンとさせて頂いております。
「催眠療法を一度試してみたい」というひとのために、
「インナーチャイルドセルフケアヒプノWS」という、
ワークショップ内でのプチヒプノ体験を、行っております。
あまり予算がない、という場合、そちらを是非ご利用下さい。